
生成AI、すでに「毎日使う」人が4割にー企業の活用実態...

人件費500億円削減!電話応対はAIの時代へ...

生成AIのビジネス利用が加速しています。
ツールとしての利便性だけでなく、
日々の業務を支えるインフラの一部となりつつあることが
最新の企業調査から明らかになりました。
日本経済新聞社が実施した
「社長100人アンケート(2024年6月実施)」によれば、
社員が生成AIを「ほぼ毎日使っている」と回答した企業は
39.0%に上りました。
また、「週1回程度」「月1回程度」まで含めると、
計77.0%が定期的に生成AIを業務に取り入れていることが
わかりました。
このアンケートは、主要企業の経営トップを対象に定期的に
行われているもので、今回は2024年6月に実施された最新回に
基づいています。
対象は全国の上場企業を中心とする主要企業100社で、
生成AIの業務活用について複数設問が設けられました。
活用の具体例としては、「メールや資料のたたき台作成」
「要点整理」「議事録作成」「アイデア出し」などが
多く挙げられ、ホワイトカラー業務を支援する用途が中心です。
一方で、AIの出力に誤りが含まれるリスクや、
機密情報の取り扱いに対する懸念もあり、
利用には慎重な姿勢を取る企業も少なくありません。
生成AIに関する懸念としては、「情報漏洩」や「著作権問題」
「倫理的リスク」などが高く挙げられています。
また、企業によっては「利用ルールを策定中」
「利用状況を把握できていない」といった課題も抱えており、
生成AI導入のステージは各社バラバラな実情も見えてきました。
生成AIの普及とともに、企業には利用方針の明確化や
研修体制の整備、業務との棲み分けなど、
ルールづくりと実践が求められています。
単なるツール導入ではなく、「いかに使いこなすか」が
今後の競争力の鍵となるでしょう。
QWERTYでは、生成AIの業務活用に向けたルール設計や
導入支援のご相談も承っております。
自社にあったAI活用の方針を検討したい方は、
ぜひお気軽にお問い合わせください。
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