
不動産営業DXの新常識 AIが〝ヒアリングと初回返信”を先回りする時代へ...

12/18施行「スマホ新法」で何が変わる?...



不動産営業の成果を大きく左右するのは、
来店前・商談前の「最初の数往復」です。
これまで、ヒアリングの質や初回返信の速さは、
営業担当の経験値に強く依存してきました。
しかし昨今では、AIが“聞き役”となり、
初回対応を自動化する時代が急速に進んでいます。
問い合わせの瞬間から温度感を高める
“AI営業アシスタント”の仕組みを解説します。
▼AIが代わりに聞き役になるとは?
<顧客ヒアリングの自動化>
AIフォームやチャットAIは、
・希望エリア
・予算
・入居希望時期
・必須条件/妥協条件
などを会話形式で自然に聞き出せます。
ユーザーは「入力している」感覚ではなく、
“相談している”感覚で情報を提供できるのがポイントです。
▼AIがヒアリング結果を整理して渡してくれる
・営業担当のもとには、
・顧客の希望条件
・本音(例:本当は予算を少し上げられる 等)
・優先順位
がすでにまとめられた状態で届くため、
初回面談の質が一気に上がります。
▼初回返信の速さは成約率を決める
不動産ポータルのデータでも、
問い合わせから30分以内の返信が最も成約率が高い
という傾向が続いています。
しかし現場では、
・ほかの案内対応中
・店舗の繁忙
・営業担当の個人差
などにより、どうしても“最初の返信”が遅れがちです。
▼ここをAIが補完する
AIは問い合わせの数秒後に、
・挨拶文
・簡単な物件提案
・ヒアリング質問
・来店誘導
などを的確に返信できます。
これにより、
「あなたにすぐ対応しています」という温度感を必ずつくれるようになる。
▼「聞き役AI × 初回返信AI」で営業フローはこう変わる
<従来の流れ>
反響受信 → 営業が内容確認 → 個別返信 → 条件ヒアリング → 提案
<AI活用後の流れ>
反響受信
↓(即時)
AIが初回返信 + 希望条件をヒアリング開始
↓
AIが情報を整理し、営業担当に共有
↓
担当者は“提案・案内・成約”に集中
これにより、
・顧客温度感が下がらない
・無駄なやり取りが減る
・営業が本来の“提案業務”に集中できる
というメリットが生まれます。
▼導入企業の声(効果)※一般化した例
・初回返信までの時間が「平均3分以内」に
・営業が電話対応に集中でき、案内数が増えた
・温度感の高い顧客を優先的に追えるように
・ポータル反響の歩留まりが改善
・営業マンによる返信文のバラつきが解消
特に不動産業界は一次対応の質が成約率に大きく影響する構造なので、
AIによる“初回対応の底上げ”が非常に相性の良い領域です。
▼結び
AIは営業を置き換えるのではなく、
「最初の接点」を必ず良い状態に整えてくれる存在です。
ヒアリングの自動化 × 初回返信AI は、
属人化しやすい不動産営業のフローを安定させ、
来店率・成約率の改善に直接つながります。
QWERTYでは、不動産企業向けに
Web改善・アプリ戦略・顧客接点DXのサポートを行っていますので、
ご興味があればぜひお気軽にご相談ください。

IT・WEB関連、不動産を中心に、お役立ちトレンド情報をお届け