日本国内で月間8,400万人以上が利用している
コミュニケーションアプリ「LINE」。
皆さんもご利用されているのではないでしょうか?
国内の利用者数とアクティブ(日常的に繰り返し使用される)率が
非常に高く、 日本の人口の66%が利用、毎日利用している割合も
86%と高く、生活のインフラとして定着しているため、
企業や店舗がLINEユーザーとつながれることは大きなメリットだと
いえます。
「LINE公式アカウント」は、企業や店舗がLINE上で独自のアカウントを
つくり、 ユーザーへダイレクトに情報を届けられるサービスのことです。
LINEはこれまで、企業や店舗とユーザーが直接コミュニケーションを
とれるサービスを、 大企業向けの「LINE公式アカウント」と、
中小企業・店舗向けの「LINE@(ラインアット)」の2種類に大別して
提供してきました。
しかし、2019年4月18日から、多くの企業・店舗が使いやすくなるよう、
「LINE公式アカウント」として2つのサービスを統合し、現在までに
300万件以上のアカウントが開設されています。
この統合に伴い、無料で利用できる機能も強化されました。
今回は、そんな「LINE公式アカウント」の導入メリットや
機能について紹介します。
まず、企業や店舗がLINE公式アカウントを導入する主なメリットを3つ
簡単にご紹介します。
(1)LINEユーザーとつながることができる
1つ目のメリットは、LINEに情報発信の拠点を持つことでLINEユーザーと
つながれることです。
発信できる情報の自由度も非常に高く、テキストや写真だけでなく
クーポンや音声メッセージなど、様々な形式で配信することが可能です。
また、配信の際にユーザーに通知が行くためメッセージの開封率が高く、
確実に情報を届けることができます。
(2)店舗やサイトへLINEからの送客が期待できる
LINEならではのコミュニケーション方法を利用し、集客チャネルとして
有効活用することで高い送客力が期待できます。
LINEでさまざまな情報を発信することで、店舗への来店やサイトへの
流入増加を目指します。
(3)LINE広告との連携による広告配信の効率化
「LINE公式アカウント」とLINE広告を連携させることにより、
LINE公式アカウントのデータを活用した広告配信ができるようになります。
ターゲットを限定した広告出稿をすることで少額の広告料でも効果を
発揮でき効率的です。
次に、「LINE公式アカウント」の機能についてご紹介です。
(1)絞り込み配信も可能な「メッセージ配信」
1回のメッセージ配信につき3吹き出しまで送信することができ、
テキストだけでなく、写真や動画、ボイスメッセージやリッチメッセージを
送信することも可能です。
性別や年齢、エリアや友だち期間などを絞り込んで配信も可能で、
メッセージの開封率を高めることができます。
(2)共有による拡散が期待できる「タイムライン投稿」
友だち追加しているユーザーのタイムラインに、 情報を投稿することが
できる機能です。
投稿した情報は、ユーザーがメッセージやタイムライン上で友だちに共有することができ、
ハッシュタグをつけて投稿すると、「ハッシュタグ検索」で
友だち以外にも投稿が表示されるため、 友だち追加していないユーザーへの
情報の拡散も期待できます。
位置情報の設定や予約投稿も可能です。
(3)ユーザーと直接コミュニケーションがとれる「LINEチャット」
アカウントを「チャットモード」に設定することで、 ユーザーからの
問い合わせに対し、LINEのトークと同じように 直接コミュニケーションを
取ることができる機能です。
パソコンやスマートフォンから問い合わせに対応できるため、
時間や場所を問わずコミュニケーションを取れ、 通話だと難しいイメージの
共有も可能です。
また、テキストやスタンプ、 写真や動画などの送信が可能で、
応答時間の設定、タグや定型文の管理・作成もできるうえ、
無料で制限なく利用することができます。
(4)トーク画面の下部に表示される「リッチメニュー」
LINE公式アカウントのトーク画面下部に、メニューを表示させることが
できる機能です。
テンプレートとアクションを設定し、 画像をアップロードすることで
リッチメニューが作成できます。
リッチメニューは画面を大きく占有するため、 自社サイトへの誘導を強力に
促すことができ、 ユーザーがトークルームに入室した際に自動で
リッチメニューが表示されるよう設定することも可能です。
(5)ポイントカードの作成・発行ができる「ショップカード」
LINEアプリ上で、ポイントカードを作成・発行できる機能です。
紙のポイントカードに比べ、 ユーザーが忘れたり紛失する心配がなく、
リピート強化にもつながります。
カードのデザイン選択、特典チケットの作成、 有効期限の設定をする
ことで作成でき、保存して公開するとすぐに利用できます。
(6)店舗で使用できるクーポン配信ができる「クーポン・抽選機能」
店舗で使用できるクーポンや抽選を作成できる機能です。
来店の促進につながるのはもちろんですが、クーポンの使用数を管理画面で
確認することができるため、 効果測定をすることができます。
クーポン名、クーポン画像、利用方法の設定をすることで作成でき、
公開範囲や使用回数、クーポンの種類などの詳細設定も可能です。
(7)ユーザーと無料通話ができる「LINEコール」
LINEコールは、LINE公式アカウントに新機能として追加された、
ユーザーとLINE公式アカウントが無料で通話できる機能です。
急ぎの要件を通話で伝えたり、チャットだけではニュアンスが伝わりづらい
内容を口頭で補足することができます。
いかがでしたでしょうか?
ユーザーの囲い込みを強力に行えるツールが、
「無料」で利用可能な「LINE公式アカウント」。
まだ開設していないのではあれば、ぜひ導入をご検討ください!
「LINE公式アカウント」についての詳細はこちら
https://www.linebiz.com/jp/service/line-official-account/