ホームページを運営していると、必ずと言っていいほど耳にする
「SEO」や「SEO対策」というワードですが、
改めて基礎から説明する記事を作成してみました。
3回シリーズの予定です。
第1回は「SEOの基礎」について、です。
●SEO 対策とは?
SEOは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略で、
GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、上位に表示させるために
Webサイトを最適化することです。
SEO対策とは、自身のWebサイトを、関連する検索ワードで検索結果に
上位表示させて、 検索者にページを見つけてもらう機会を増やすための
施策です。
●SEOはなぜ大事?
SEO 対策をしっかり行い、自身のWebサイトを上位表示させることが
できれば、 広告費を抑えながら、長期的にオンライン集客ができます。
また、検索結果で上位表示をすること自体には経費はかからず、
しっかり対策を行えば順位を長期的に維持することが可能です。
●リスティング広告との違いは?
リスティング広告とは「検索連動型広告」とも呼ばれ、
検索エンジンの検索結果にユーザーが検索したキーワード(検索語句)に
連動して掲載される広告です。
広告がクリックされると費用が発生します。
日本では、Google広告やYahoo!広告が代表的です。
リスティング広告とSEOはそもそも検索結果で表示される場所が
違います。
リスティング広告は 検索結果の上部、または右部に表示される広告です。
[広告]と明記されているので、わかりやすいかと思います。
SEOはリスティング広告枠の下に表示されます。
●検索エンジンはどのような仕組みで動いているか?
少し専門的な話になりますが、Googleを例に、
検索エンジンの仕組みについて説明します。
Google は数百種類の独自のアルゴリズム (コンピュータに
プログラムの形で与えて実行させることができるよう定式化された
処理手順)を 駆使した複雑な検索プラットフォームです。
簡潔にまとめると、クロール、インデックス、ランキングの
3 ステップで動いています。
なお、 それぞれのステップは同時に起こるのではなく、
それぞれに時差があります。
例えば、サイトのインデックスが完了したのち、 実際に検索結果画面に
表示されるまでには数日~数ヶ月かかることがあるので、注意が必要です。
(1)Google クローラーがインターネット上のページをクロール(巡回)する
(2)サイト情報を Google データベースにインデックス(登録)する
(3)サイトのランキング(検索順位)を決定する
次回は「SEO 用語の定義」について解説します!